2020年05月31日
1989年4月 株式会社大林組に入社、開発企画部に配属
1995年7月 育児休職
1997年9月 育児休職
2000年11月 PFI専門部署に異動
2008年7月 PFI推進部企画推進課長
2018年4月 テクノ事業創成本部PPP事業部部長(現職)
1989年に入社、開発部門を経て、2000年にPFI事業(※)を専門的に行う部署の立ち上げに伴って異動し、20年にわたり入札提案業務を担当。これまで19件を落札し、事業継続中のSPC(特別目的会社)13社の取締役にも就任しています。
大学専門は建築系ですが、専門外の知識を体系的に習得するためにファイナンシャル・プランナー、メンタル・ヘルスケア等の資格を取得しました。仕事だけでなくプライベートの人生設計にも役立てています。
※PFI事業(Private Finance Initiative プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設等の建設・維持管理・運営等を民間の資金・経営能力・技術的能力等を活用して行う、PPP(Public Private Partnership、公民連携)の代表的な手法
建設業界に属することもあり、ジェンダー・ギャップ指数が低い日本の女性活躍を推進したいと考え、大阪サクヤヒメ受賞で知り合った有志とSDGs研究会働き方部会を発足・活動しています。
働き方部会では2020年6月から会員制オンライン・コミュニティサロン「サクヤサロン」を稼働させます。働く人が幸せな未来を実現するために、働き方を見つけて働き続けることを支援したいと考えています。
また、サクヤ・ネットワークから派生したヒメカラ会の幹事もしています。歌姫の皆様と毎月、カラオケで盛り上がっています(笑)
心身の健康のために毎日のトレーニングと寺社巡りをしています。豊かな自然と共存する寺社をお参りすることでパワーをいただいています。このGW休暇中には般若心経を覚えてトレーニングの時に唱えていました。
公人としては、上司や同僚部下に恵まれ、育児休職も取得しつつディーセントワーク(SDGs目標8:働きがいのある人間らしい仕事)を30年続けています。担当業務は結果が当落としてはっきり出るタフな仕事ですが、難しい仕事への挑戦を成長の機会と捉え、楽観的かつ柔軟に思考、行動するようにしています。
私人としては振り返ると多くの困難を経験してきたように思います。身内の死や倒産など自分一人で解決できないものでしたが、自分ができる最善の学びと実行を繰り返して乗り越えてきました。結果として、知識と実行力、そして困難に挫けない心を身につけることができたと思います。「明日死ぬと思って生きろ、そして永遠に生きると思って学べ」は好きな名言です。
SDGsという言葉自体はサクヤヒメ受賞者との交流を通じて意識するようになりました。日本では男性女性とも働き方の意識を変えればもっと幸せな未来を実現できると常々感じていたので、SDGs目標8「働き方も経済成長も」の実現に向けた働き方部会を立ち上げました。
SDGsは、個人主義でない日本社会では古来から根付いているものと理解していますので、日常の社会活動をする際にSDGs目標を改めて意識することで、利他の実践が広がると考えています。
私の周りの大阪・関西の女性は素敵な方ばかりですが、さらに輝くために必要なことがあるならば自分自身を幸せにすることではないでしょうか。
幸せな未来像をイメージして、実現に向けた一歩を踏み出すこと。
例えば、これからの人生をライフプランして、改善したいことがあれば家族や知人に話してみることも一歩だと思います。
未来は現在の自分がつくる。過去は現在の自分をつくっている。すべては現在の自分次第。
現在に最良、最善の思考と行動をする人が、未来に希望を抱く資格をもつと思います。
ありがとうございました。
(取材:2020年5月/所属・役職名等は取材時のものです)