育休後アドバイザー養成講座|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

育休後アドバイザーとは

育休後アドバイザーは、職場や地域で仕事と育児の両立に悩んでいる人に的確なアドバイスができる人です。具体的には、以下のような方を対象にしています。

• 組織における人事やダイバーシティ推進部門の方
• 育児中の部下を持つ管理職の方
• キャリアコンサルタントの方
• 地域の男女共同参画センターや就労・子育て支援担当の方
• 社会保険労務士の方
• その他、仕事と育児の両立に悩む人を支援したい方

「当事者が、もっと周囲を頼ったり、長期的な視野でキャリアを考えたりすれば良いのではないか。」この意見はまさにその通りです。しかし、多くの人がそれができていないのが現状です。

• なぜ、育児中の女性たちは、周囲に頼るのが苦手なんだろう。
• なぜ、育児中の女性たちは、長期的なキャリアを考えることができないんだろう。

これらの背景を知った上で、悩みに寄り添い、その人にとって可能な解決方法のヒントを提供する。それが、育休後アドバイザーに求められることなのです。

育休後アドバイザー養成講座の
プログラム

1. 育休後の問題の整理（グループ）
2. 仕事と育児の両立についての講義
3. 問題の解決（グループ）
4. イベント企画（グループ）
5. ふりかえり
6. アドバイザーとしての活動について

多くの時間をグループディスカッションに使います。
受講者がいろんな属性を持っているため、それぞれの人のノウハウが吸収でき、視野が一気に広がります。

受講者の感想

• 改めて、自分自身も古くからの性別バイアスがかかってしまっていることを実感した
• よくある根性論のような話ではなく、現在で起きている問題の核となる回答が得られることはもちろん、多角的な視点で話が聞けたので「なるほど」と思うことばかりで新鮮だった
• 企業で女性活躍推進に携わってきたが、正直なところお願いしてまで進めることなのだろうか、と悩むことがあった。今日、なぜそれが必要なのかわかった
• 1人目の育休時、2人目の育休時で社会やパートナーの行動の違いを感じていたが、その理由がデータで明確になって、納得感が出た
• 社会情勢を知ることができたと共に、育児両立者支援策の具体的な企画の考え方についてとても勉強になった
• 採用のときに自社の基準をクリアして入ってきた人なのだから、大切な人材として活かすのが当然、という言葉が目からうろこだった
• 両立支援制度が整っていればいるほど、妻の側がそれをフル活用して育児を全部やろうとする傾向がある、という話に納得した
• 育児休業の経験がなかったので、いろいろな視点が学べて有意義だった

育休後コンサルタント®は登録商標です（登録商標第5814304号）

概要

講師	育休後コンサルタント® 山口理栄 または育休後シニアアドバイザー
受講料	27,500円 （税込） ※テキスト代、認定料含む ※法人向け請求書払い可
受講時間	10:00～17:00（予定）※オンラインの場合は10：00～16：30（予定）
受講資格	どなたでも受講できます。
認定証	受講後約1ヵ月で郵送いたします 受講後1ヵ月を過ぎても認定証が届かない場合は、主催者にお問い合わせください 再発行は、紛失扱いとなり有料となります 資格有効期限 なし ※更新の必要はありません
カリキュラム	育休後の問題の整理（グループ） 仕事と育児の両立についての講義 問題の解決（グループ） イベント企画（グループ） ふりかえり アドバイザーとしての活動について
申込先・主催	NPO法人女性と仕事研究所または育休後シニアアドバイザー※開催スケジュールをご確認ください

注意事項

遅刻または早退がある場合は、認定されませんのでご注意ください。
講座中の録音・録画等は、固くお断りしておりますので予めご了承ください。