NO.5 貴島 清美さんのその後を取材しました!~あれから4年、共創することの大切さ~|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

SDGsでキラリ輝く大阪をつくる女性たち

NO.5 貴島 清美さんのその後を取材しました!~あれから4年、共創することの大切さ~

2024年07月22日

貴島 清美(きじま きよみ)さん
株式会社ディプロム・グローバルソリューション 代表取締役

NO.5 貴島 清美さんのその後を取材しました!過去のインタビュー記事はこちら↓

NO.5 【変化はチャンス】多様な考え方・生き方を楽しむことが、自己の成長につながる


あれから4年 環境、業務、職位、プライベート等、貴島さんの変化を教えてください。

会社、業務内容、役職等は同じです。ITビジネス、企画・開発、運用、有料職業紹介です。他団体含め、外部の方との連携が多くなりました。以前はお仕事を中心にクライアントとの連携が多かったのですが、現在は、自分とは違う立場やビジネス以外で出会う方との連携をすることが多くなり、多様性や価値観の違いを楽しむことが多くなりました。プライベートではますます、社交ダンスにのめり込んでおり、毎年の発表会に出るのが楽しみです。また、趣味と仕事の海外旅行も増え、英語に加えスペイン語も話せるようになりました。

4年前当時を振り返り、どんな状況でしたか。

会社を分社化したあと、それぞれの会社が自立できるよう支援してきました。独立採算にしていく中で、リーダが変われば、やり方やそこで働く社員まで変わることに気づきました。自分の会社ではなくなってきている感じがしていました。何か物足らないような、不安感などがあってどのように、舵をきっていくかを思案していたように思います。

あれから4年 現在に至るまでのターニングポイントとなるような出来事があれば教えてください。

今までは、自分の考えることや、行動ですべて変えていけることがほとんどでしたが、次世代を育てていくというミッションにシフトしてからは、「まあ。ええか」という発想が定着しました。特に息子が弊社に入り、起業したいということで全面的に支援する中で、Z世代が見ている世の中や発想が未来を創るのだと感じた時は、過去の慣習に縛られるのは大きなマイナスに繋がると思いました。

将来の夢、ビジョンを教えてください。4年前から変化があればその点も。

以前から社会課題を解決するビジネスをしていきたいと、社団法人エコビジネス推進協会を立ち上げ今年で10年目になります。環境問題に加え、若者育成や女性活躍など様々な社会課題を解決しながら経済を良くすることで、企業が発展するお手伝いを形にしていきたいです。また。日本では国際化が遅れていることで不利益にならないよう、以前から取り組みたかった、海外との連携や国際交流を積極的にしたいと思います。

大阪サクヤヒメSDGs研究会では女性がキラリ輝ける社会を目指して、さまざまな情報発信やイベントに取り組んでいますが、貴島さんご自身も活動を通じて気づきがあったのではないかと思います。これからの女性活躍についてメッセージがあればお願いします。

大阪サクヤヒメはSDGsをベースとした、社会課題に取り組みながら経済を発展させようというコンセプトで立ち上がっています。今回大阪・関西万博が開催されることで、大阪が発展するきっかけとなり、積極的に私たち自身が関わっていくことで、色々な学びを得ることが多くなりました。また、会社組織内だけでなく様々な立場や年齢の方々が参加し、意見交換しながら進めていくことができ共創する大切さを体験することができました。また、万博のテーマでもある「いのち輝く」ですが、個人の解釈としては、「エネルギ―の交換」だと捉えており、夢や目標を達成する中で、色々な方と出会い、協議し、認め合う、そして共に共創することで私たち自身が輝いていくのではないかと思います。このようなきっかけや気づきがあったのも、大阪サクヤヒメでの活動や出会い、大阪・関西万博がきっかけだと思います、何事にも積極的な考え方や行動が自身の活躍に繋がると思います。

ありがとうございました。

(取材:2024年07月/所属・役職名等は取材時のものです)

メールでのお問い合わせ
お問い合わせ