No.35 日本企業と世界の架け橋になりたい!|特定非営利活動法人 女性と仕事研究所

SDGsでキラリ輝く大阪をつくる女性たち

No.35 日本企業と世界の架け橋になりたい!

2023年02月27日

近藤 由紀子(KIKO)さん
Kiko Consulting for Marks&Clerk
Marks&Clerkの専属コンサルト
(サクヤワーキングコミュニティSWC メンバー)

2006年 Thomson Scientific入社 日本企業への営業担当(特許審査履歴)
2007年 Sughrue Mion PLLC入社 日本企業のアメリカ特許出願を担当するパラリーガル
2009年  Passe Intellectual Property アメリカの企業の特許出願を担当するパラリーガル
2010年 Sughrue Mion PLLCに再就職 日本企業のアメリカ出願を担当するパラリーガル
2012年 McCarter & English LLP 日本企業のマーケティング担当
2016年 アマゾン合同会社入社 法務部
2019年 Kiko Consulting として独立し、イギリスの名門知財法律事務所Marks&Clerkと契約。事業開発にかかわる職務


現在のお仕事の内容をお聞かせください。

就職するまでは知的財産、特許って何?という感じでしたが、縁あって初就職した特許事務所でパラリーガルの経験を積み、知的財産の大切さを学びました。もともとグローバルな働き方が夢で、そのとおりに転職、独立でキャリアアップを果たしました。マーケティングや営業の仕事を希望しており、現在、知的財産の業界でマーケティング、事業開発の仕事をすることにとてもやりがいを感じています。仕事内容は、日本市場で外国の法律事務所を促進するための調査、イベントの企画、セミナーやウェビナーの実施、事務的なサポートなど様々な役割になります。クライアントのニーズと文化的インターフェースを理解することで、クライアントの方々と良い関係を築き、維持することに日々努めています。

お仕事以外で、何か活動(趣味、地域活動など)をしていらっしゃいますか?

知的財産関連ネットワークのChizai Toastmastersグループに所属しています。ネットワークを深める目的もありますが、毎回英語でスピーチやディスカッションをしていまして、こういった取組みが日本の知的財産を世界に発信できる機会になると思っています。
趣味は、体を動かすことが好きなので、テニスやトレーニングをしています。

これまでの人生を振り返ってみて、困難はありましたか?また、どうやってその困難を乗り越えられましたか?

たくさんあります。思春期にアメリカに単身で留学し、2016年まで日本で生活をしていませんでした。まず、長く親しんだアメリカを離れる決心をしたこと、そしてどうやって日本人として日本に馴染めるかといった課題がありました。帰国したときは、日本の働く社会での色々な暗黒のルールが理解できず、特に初めの1年間は苦労しました。2年目からは、色々と吹っ切れて、日本、海外といったことにこだわらなくていいんだと感じられるようになりました。これは、家族、そして友人の深い熱いサポートがあってのことでした。

SDGsに興味をもったきっかけは?

まさに、SWCに参加したときに興味を持ちました。メンバーの皆さまがSDGsについて日々話し合われ、そして活動されている姿を拝見し、感動し、私でも何か貢献できるのかもしれないと思いました。

ご自身のお仕事や生活の中でSDGsをどのようにとらえていますか?

私自身の仕事はSDGsに直接関連してませんが、SWCといったグループに所属することで、少しでも貢献できればと思います。また、実際に、発展途上国に行ってサポートをすることは現在できませんが、家族でひとつの贅沢を減らし、その分の寄付をして少しでも貧困を減らし、公平に医療、教育を受けられる環境を作るサポートができればと思います。

大阪・関西の女性がキラリ輝くために、何が必要と思いますか?

すでに、めちゃくちゃ輝いていらっしゃる!それを、もっとアピールできる機会があればいいと思います。

さいごに、大阪・関西の女性にメッセージをお願いいたします。

これからも、一緒に輝き続けましょう!

ありがとうございました。

(取材:2023年01月/所属・役職名等は取材時のものです)

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